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反発も様子見ムード強い
11日午前の東京市場は反発、日経平均は82円高です。前日の米株市場でナスダックは反発したものの、ダウは連日で年初来安値を更新したことから、方向感なく揉み合いました。朝方に160円超に下落したあとは上げに転じましたが再びマイナス圏入り、前引けは小幅に上昇しており、下値を売り込む動きはありませんが、上値の買いも手控えられています。時間外の米株価指数先物や中国株高が支えになりましたが、今晩に発表される4月米CPIを前に様子見ムードの強い展開でした。
個別に弱含む銘柄多い
好決算銘柄とハイテク株の一角が買われましたが、個別には弱含む銘柄が多く、前引け段階のプライム市場の騰落銘柄数は値上がり636に対して値下がり1129と値下がりが大きく上回っています。決算はおおむね堅調ながら、株価の反応はまちまちで、グロース株には突っ込み警戒感が意識されていますが動きは鈍く、前場は売り買いとも手控え様子を見ました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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