1日大引けの東京市場は反発、日経平均は前日比17円38銭高の1万7442円40銭で引けた。週明けのNYダウの下落を嫌気して朝寄り後は一時85円安まで売られたが、10月の中国PMIが予想を上回る内容であることを受けて下げ渋る動き。
個別では、アルテック、きんでん、曙ブレーキ、JVCKW、M&Aキャピタル、岡部、トプコン、ミライトHD、ベネッセHD、ミロク情報が値上がり率上位に買われ、NECも高い。半面、FCC、デサント、メディパル、ドウシシャ、コムチュア、コーセー、クオール、ショーワ、ナブテスコが値下がり率上位に売られ、富士通も安い。
引き続き手掛かり材料難ながら日銀によるETF買い期待から押せば戻す動きになっている。大統領選の不透明感からNY市場の上値は重いが、為替が1ドル104円後半で落ち着いていることも株価を下支えする一因になっている。
証券市場新聞