主力株に中小型株追随して堅調な動き続く【正直じいさんの株で大判小判】

米国株高受けリスク選好地合い継続

週明け１５日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は３２４円高です。インフレ懸念後退で金融引き締めピッチが鈍ると見方から米国株が大幅に上昇した流れを引継ぎ、前週末からのリスク選好地合いが継続しました。長期金利低下を受け米ハイテク株が高く、半導体関連や電子部品など値がさ株が買われ、指数を押し上げています。高寄りの後も前引けにかけ上げ幅を広げ、後場は利益確定売りをこなて高値圏でもみ合いました。

フシ目大きく上回り買い戻し強まる

指数採用の値がさ大型株中心の上昇で、中小型株には戻り売りや当面の利益確定売りに押される銘柄も多く、プライム市場の騰落銘柄数は値上がり８４１に対して値下がり９１２と値下がりが上回りました。もっとも、値を崩す銘柄は少なく、逆に好決算を発表した銘柄などが大幅高に買われており、主力株に中小型株が追随して堅調な動きが続く可能性が高いでしょう。日経平均がフシ目を大きく上回ってきたことで買い戻しが強まっています。

半導体関連中心におおむね堅調

推奨銘柄も半導体関連を中心におおむね堅調に推移しました。米インフレ動向にはまだ注意が必要ですが、引き続き米金利、米株市場の動向を確認しながら、グロース株を中心にチェックした好業績銘柄で値幅を狙う方針で、きょうはオキサイド<6521>や芝浦メカ<6590>、理想科学<6413>、ハリマ化成<4410>などに買いを入れました。

花咲 翁

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄

限定銘柄情報が満載！「株式市場新聞 公式メールマガジン」

購読会員限定コンテンツ

Tweet

Pocket