注目の雇用統計【転ばぬ先のテクニカル】

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200日や25日線突破すれば一段高期待

先週の東京株式市場は4週ぶりに反発しました。10月下半期入りから4連騰となり、日経平均は2万7000円台を回復しました。週末7日は流石に3連休前ということと米9月の雇用統計発表を控えて押し目が入りましたが、2万7300円近辺の200日や25日線を突破できれば一段高が期待されるという局面です。

米雇用統計予想通りなら低水準

日本時間で7日の21時半に米雇用統計が発表されます。非農業部門の雇用者数の市場予想は25万人増です。予想通りなら、2020年12月以来の低い水準となります。先週発表されたJOLTSという別の雇用指標では求人数が予想以上に減っていました。今年3月の求人数は1200万人程度でしたが、足元では1000万人程度に減少しています。

平均時給も小幅鈍化の見込み

景気減速に伴い労働需給に変化が出始めた可能性があります。また、株式市場で「雇用者数」以上に注目を集めそうなのが「平均時給」です。前年同月比の市場予想は5.1%と8月(5.2%)から小幅鈍化が見込まれています。

雇用統計次第で株高株安も

雇用統計が市場予想を下回れば、インフレ圧力が鈍化し、利上げ警戒が和らぐことから株高という反応が予想されます。逆に強い雇用統計となれば、相次ぐFRB高官のタカ派発言にあるように、景気を犠牲にしてでもインフレを押さえ込む行動が継続されることになり株安へと反応しましょう。

中間選挙へ向け株高を期待したい

開けて見なければ分かりませんが、ここはインフレ圧力の低下を期待し、中間選挙へ向けての株高を期待したいものです。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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