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大幅反発し2万7000円乗せ
18日午前の東京市場は大幅に反発しました。日経平均は380円高です。バンクオブアメリカの決算が予想を上回ったことで前日の米国株市場ではダウが550ドルの上昇、ハイテク株にも買いが広がったことを受け、朝方に450円を超える上昇になりました。その後は戻り売りに押され急失速しましたが、後場は高値圏に持ち直し、2万7000円台に乗せて引けています。英中銀の量的引き締め延期観測が伝わり、時間外の米株価指数先物が一段高になったことが支えになりました。
グロース見直しの流れにつながるか
日経平均は上値抵抗線になってきた25日移動平均を上回ってきたことで、一段の戻りが期待できる状況になりました。月末から3月期決算発表が始まることから主力銘柄には手を出しにくく上値は重そうですが、全般底堅く推移するようなら、中小型株の個別物色が続くでしょう。注目の米ネットフリックスの決算について、株価は会員数頭打ちによる収益悪化を織り込み前日に急伸しており、決算を受けた反応が良ければ、日米ともにグロース株見直しの流れにつながると見られています。
日ビジシス、マイクロアドなどに買い
推奨銘柄はおおむね底堅く、前日に買いを入れた高田工業<1966>やジャムコ<7408>、M&A総研<9552>も堅調でした。当面は中小型株で個別に値幅狙いのチャンスを探る方針で、きょうはハリマ化<4410>と日ビジシス<5036>、カプコン<9697>に追撃買いを入れ、マイクロアド<9553>を買い直しました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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