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日銀政策修正で大きく下値探る
前週の東京市場は日銀の金融政策修正がネガティブサプライズになり、大きく下値を探りました。日経平均は週間で1291円下落しています。長期金利の許容変動幅をプラスマイナス0.25%から0.5%まで広げることが実質利上げと受け止められ、発表を受けた20日は午後から値を崩し、600円を超える下げでフシ目の2万7000円を割り込みました。株安と同時に長期金利上昇と円高が急速に進んだことで世界的に金融引き締めへの警戒が強まり、22日こそ下げ渋ったものの、週末は米国株安を嫌気して大幅に下落しています。
短期的突っ込み警戒感さらに強まる
週明けは参加者がさらに減ることから、閑散商状になりそうですが、市場は弱材料に敏感になっており、28日に公表される日銀会合の「主な意見」の内容には注意が必要でしょう。ただ、短期的な突っ込み警戒感はさらに強まっており、売込まれた銘柄の切り返しを狙いたいと考えています。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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