今後10日間程度は不安定になりやすい【転ばぬ先のテクニカル】

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株式市場は安心感から買われる

昨日の東京株式市場は4日続伸となりました。10日の海外市場ではパウエルFRB議長の講演が注目されましたが、金融政策に関してほとんど触れない内容だったため、株式市場は安心感から買われました。市場には明日発表の米12月消費者物価指数(CPI)が前月より鈍化する予測に沿い買われているようです。

本日はポジションを軽く

市場予想は前年同月比6.5%の伸びで、また、変動の激しいエネルギーや食品を除いたコアCPIの伸びは5.7%と予想されています。この数字が今後のFRBの利上げペースの鍵を握りますので、市場の雰囲気に飲まれて買うわけにもいかないでしょう。特にCPI発表に向けて株価が上げている訳ですので、本日はポジションを軽くしておきたいところです。

三空形成ならやはり…

日経平均は大発会から3日間のローソク足の左右に窓が空いています。一般的にアイランドリバーサルとして方向転換を示唆していますが、10、11日と2日間上放れており、大発会安値からの上昇では二空形成です。本日、三空形成となるようであれば、CPI前でもあり、やはりポジション解消をする日となります。

突然のトレンド転換や乱高下の可能性

日柄的には本日から22日までは相場が荒れる可能性があります。年初来高値や安値にある市場はブレイクアウトしやすい局面であり、また、各国の政治においても統治システムが不安定になりやすい日柄です。そのため予期しない紛争などに注意すべきであり、突然のトレンド転換や価格の乱高下が起こる可能性があるため注意が必要です。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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