売買代金上位8社が下落【転ばぬ先のテクニカル】

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売買代金上位銘柄揃って下落し警戒感

昨日の東京株式市場は5日ぶりに反落しました。シカゴの日経225先物が高く帰ってきたために、寄り付きは高く始まり、一時107円高までありましたが、売買代金上位銘柄が珍しく揃って下落していたことで警戒感が広がったようです。

海運主力3社は船運賃下落リスク

中でも海運主力3社株が、コンテナ船市場首位のMSC(スイス)とAPモラー・マースク(デンマーク)が船舶を共有する提携を2025年1月に解消すると発表したことで、将来のコンテナ船運賃の下落リスクが高まったとの見方が強まり売り気配スタート。半導体SOX指数は小幅高でしたが、東京エレクトロンやレーザーテックも寄り付き直後から値を消し、三井住友FGや三菱UFJなどの銀行株も同様の展開。

押し目形成か続落か非常に重要

その割には指数の下落は限定的で、強いという印象を受けますが、主力銘柄が一時的な利食い売りによる押し目形成なのか、本日も続落していくのかは非常に重要ではないかと考えます。

指数採用売買代金上位銘柄をチェック

日本郵船は25日線が下値サポートした形ですが、商船三井と川崎汽船は割り込んでおり、200日線を割り込みだすと下方転換してしまいます。三井住友FGや三菱UFJは5日線が下値サポートしましたが、東京エレクトロンは200日や5日線割れとなり、形が悪くなりつつあります。指数採用の売買代金上位銘柄の動きは保有している、していないに関わらずチェックせねばなりません。

変化日でピークアウトかピークアウトか

昨日、本日は株価変化日であり、ここでピークアウトするのか、ピークアウトに拍車が掛かるのか見ていきましょう。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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