上場後3回目の株主総会|ダイレクトマーケティングミックス

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小林祐樹社長は手際よい議事進行

ダイレクトマーケティングミックス(7354)が3月24日にANAクラウンプラザホテル大阪(大阪市北区)で第6期定時株主総会を開催した。
2020年10月に東証1部市場(現・プライム市場)に上場してから今年は3回目の株主総会となった。招集通知はフルカラーでより見やすくなる工夫がなされているうえ、議長を務める小林祐樹社長も通る声で議事を進めるなど、全体として聞き取りやすく、手際よい議事進行が目を引いた。また、シナリオを読む際には時折下を向いて目を通す程度で終始、株主席を見て報告、わかりやすい説明を行っており、入念な準備を垣間見ることができた。他方、質問を受ける際には再三にわたり質問を促すなど、株主総会が株主との対話の場であることを十分意識しているように感じた。


23年12月期は売上収益360億円(前期比3.8%増)、営業利益58億円(同0.5%増)と増収増益を計画し、配当も18円への増配意向にある。
通信からの業務受託が堅調で、公共セクターやWebなど幅広い分野で新規開拓が進んでおり、オンサイト事業では近年の労働環境の変化により営業人材の派遣ニーズは底堅く推移している。今後は、新規事業にも意欲を見せており、DXの活用に加えて、優秀な人材の育成・確保にも取り組み、顧客ニーズに対応した需要増大を図っていくとしており、更なる飛躍が期待できよう。

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