那須電や加地テックがS高で水素関連賑わう、水素基本戦略改定やEUの合成燃料導入方針が刺激

那須電機鉄工<5922>と加地テック<6391>が共にストップ高まで買われるなど水素関連が値を飛ばした。二酸化炭素(CO2)を排出する自動車の販売を2035年に全面終了させるという欧州連合(EU)の方針に関して、合成燃料(e-fuel/イーフューエル)で走行する車両に限り、それ以降も内燃機関(ICE)を搭載した新車の販売を許可する方針に変更。これに加えて政府が脱炭素社会の実現に向け、5月末にも改定する「水素基本戦略」の骨子案で現在の約6倍となる「年1200万トン程度」に設定すると判明されたことが材料視された。e-ケロシン、e-メタン、e-メタノールなどの合成燃料は、工場などで排出されたCO2を回収し、再生可能エネルギーで生み出すグリーン水素と合成して製造することから水素に絡むニーズが高まるととの思惑が高まった。

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