打診買いを考える局面か【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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200日線が最終下値支持ポイント

昨日の東京株式市場は続落し2万7500円攻防となりました。前日の当欄でお伝えした下値支持線である25日線の2万7740円近辺、24週線の2万7665円近辺を下回りました。この下には13週線と6か月線の2万7450円が走っており、昨日はそこまで落ちました。更に下押す場合は、200日線が2万7365円近辺に走っており、そこが最終下値支持ポイントです。ここでも止まらない場合は値幅を伴った調整局面入りと考えねばならず、注目段階を迎えています。

ポジション調整で動きづらい一日

本日は3月の米雇用統計が発表されますが、米金融市場は聖金曜日の祝日で取引がありません。そのため海外投資家のフォローが限られることと雇用統計の結果を受けた反応に関しては来週月曜日の東京市場が最初ということもあり、終日ポジション調整の売りなどで動きづらい一日となりそうです。

底打ち上昇転換の可能性

先日は一目均衡表の転換線と基準線のクロス後50日目前後に株価が節目を形成するとしました。本日は1月26日のクロスから50日目に当たるため、ここで底打ちし来週以降上昇転換する可能性があります。そのため、日経平均では下値2万7365円を守れるなら打診買いを考えてみたいところです。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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