米景気減速懸念で続落
6日の東京市場は大幅に続落しました。日経平均は340円安です。弱い経済指標を受け景気減速が警戒されるなか、米国株市場ではディフェンシブ株が買われダウは反発したものの、ナスダックは続落しており、リスク回避の売りが優勢でした。ディフェンシブセクターは底堅かったものの、円高も重石で半導体や電子部品、機械株などの下げが目立ち、プライム市場の値下り銘柄数は1476と8割を占めています。
下値抵抗帯で底入るか
週末7日に米雇用統計の発表を控え、欧米市場がイースターで休場となることも手じまい売りを誘発しました。雇用統計への米国市場の反応は翌週になることから、あすも様子見に上値の重い状況が続きそうですが、2万7300円~2万7400円は13週線や26週線、52週線などが走る下値抵抗帯で、あすはこの水準を下抜けることなく当面の底が入るかが焦点です。
Aバランスとサイフューズに買い
推奨銘柄も軟調に推移しましたが、目先は強いトレンドの逆行高銘柄に狙いを定めており、営業益4倍予想で高値圏で強い動きを見せているAバランス<3856>に追撃買い、ディフェンシブセクターの成長株、サイフューズ<4892>に打診買いを入れました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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