底堅く7日続伸
週明け17日の東京市場は7日続伸しました。日経平均は21円高です。買い先行で始まったあとは連騰の反動で利益確定売りが上値を抑え下げに転じましたが、押し目買い意欲は強く後場はじり高歩調で値を戻し、プラスに浮上して引けています。為替が133円台後半と円安に振れていることがフォローになりました。前引け段階の値下がり銘柄数が1041と過半を占めましたが、大引けでは値上がりが920と値下がり銘柄数を上回っており、個別にも底堅さは意識されています。
利食いこなして予想以上に強い動き
2万8000円半ばは昨年来跳ね返されてきたボックス圏上限で、上昇ピッチの速さから反動安が予想されていましたが、利食い売りこなして予想以上に強い動きです。好決算銘柄や材料の出た銘柄の動きもよく、推奨銘柄では今期上方修正のプログリット<9565>がストップ高、量子ドットレーザ大量受注を発表したQDレーザ<6613>が急反発しました。ただ、月末から3月期決算発表が始まることから、高値圏にある銘柄は確実に利益を確保したい考えで、きょうはベース<4481>と日ホスピス<7061>の利益を確定しました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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