バブル後の最高値
日経平均株価は5月17日に1年8か月ぶりに3万円台を回復し、19日には終値が3万808円35銭と33年ぶりの高値をつけて、バブル後の最高値を更新した。
4月の新年度入り以降、強い動きは実感していたが、筆者を含めて多くの投資家や専門家は、ここまで上昇が続くとは思っていなかっただろう。
史上最高値の3万8957円を更新するのか?
因みに前回、3万円を乗せた後の高値は2021年9月14日の3万795円78銭で、その後は9月21日に2万9839円71銭と終値ベースで3万円割れとなり、10月には2万8000円割れまで急降下し、3万円台を維持したのは僅か一週間程度だった。今回も行き過ぎによるスピード調整はあるだろうが、3万円前後を維持すれば次のステップアップとして、1989年12月29日につけた史上最高値の3万8957円を更新する可能性が現実味を帯びてくる。
外人主導を実感
ただ、1989年当時は証券会社の株価ボードを眺める個人投資家も多く、株高を実感したものだが、スマホで売買できる現在になって、盛り上がりを実感できなくなった。これだけの株高でも若者との会話で株式投資家が話題になることはなく、外人主導を実感させてられる。
やはり、個人投資家の売買が増えないと真の株高が訪れないと感じるのだが。
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