宣伝しない手法【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
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「君たちはどう生きるか」

この数日は7月14日から公開となった宮崎駿監督の最新作「君たちはどう生きるか」の話題がネット上で盛り上がっていた。
スタジオジブリや宮崎駿監督の新作という話題性なら公開の数ヶ月前から配給会社からは特報映像や出演する声優を絡ませて大々的にメディアで宣伝を行うが、今回は公開までほとんどの情報が伏せられ、宣伝も一切しないという前代未聞の状態で公開された。この手法は昨年12月3日に公開されたアニメ映画「THE FIRST SLAM DUNK」方式と言われているが「SLAM DUNK」自体は原作漫画が広く知られていることから今回の「君たちはどう生きるか」と比較はできないだろう。

先入観がない形で観れる

筆者はまだ観ていないがSNSなどで感想を書き込んでいる内容を見れば賛否両論で、ポジティブな評価が多いようだ。事前の過度な宣伝で「絶対に面白い!」という先入観があって、実際に観て見るとガッカリしたということは幾多もあった。 先入観がない形で観るほうが純粋にその作品を楽しめると思うので、今回の公開手法は評価できると思う。
宮崎駿監督だからこそできる手法だろうが、映画に限った話ではないが過度な宣伝で食傷気味になって、逆に評価を落としてしまうことは多々ある。今回の取り組みは一石を投じたと思う。

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