決算確認して次の候補をピックアップ【正直じいさんの株で大判小判】

続伸も戻り売りに伸び悩む

２５日の東京市場は続伸しました。日経平均は４０４円高です。好調な決算や長期金利低下を受けてハイテク株を中心に買い戻され、米国株市場で主要指数が上昇した流れを引き継ぎました。値がさ半導体関連への買いが指数を押し上げ、一時上げ幅は４００円を超えています。もっとも、後場終盤からは戻り売り伸び悩んでおり、前引け段階ではプライム市場の値上が８５％以上を占めていましたが、大引けでは６０％弱にとどまりました。

ＩＧポートや三菱重など堅調

中東情勢など外部環境は不透明ですが、短期的な突っ込み警戒感が強く、米長期金利上昇が一服したことで、一旦戻りを試す展開になりました。ただ、本格化する決算や来週に日米金融政策決定会合を控え、上値の買いは手控えられたようです。前日にナンピンを入れたＩＧポート<3791>や三菱重<7011>、カプコン<9697>などが堅調で、きょうはマクニカＨＤ<3132>やＡＩメカ<6227>、アドテスト<6857>などに買いを入れました。引き続き米長期金利睨みで２Ｑ決算の内容と市場の反応を確認しながら、次の候補銘柄をピックアップしていきたいと思います。

花咲 翁

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

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