カプコンが続落、第2四半期54.5%営業増益も通期予想据え置きを嫌気

capcom|証券市場新聞

 カプコン<9697>が続落。同社は26日の取引終了後、24年3月期の第2四半期累計(4月~9月)決算を発表、連結売上高で749億3400万円(前年同期比52.7%増)、営業利益で338億3500万円(同54.5%増)と大幅な増収増益で着地したが通期は売上高1400億円(前期比11.2%増)、営業利益で560億円(同10.2%増)の従来予想を据え置いたことが嫌気された。
 主力シリーズの大型新作である「ストリートファイター6」の投入や、デジタル販売を通じたリピートタイトルの積極的な販売推進により、グローバルでの販売本数の増加を図った。これにより、家庭用ゲームソフトの販売本数は2260万本と、前年同期の2130万本を上回った。
 取締役副社長執行役員 最高人事責任者(CHO)宮崎智史氏は「下期もミリオン級のタイトルを販売、上期投入した新作などの拡販を含めて通期予想の達成を図りたい」としている。

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