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リスク回避に大幅反落
週明け30日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は294円安です。中東の地政学リスクへの警戒感から米国株市場でダウが大幅に続落した流れを引き継ぎ、リスク回避ムードの強い展開でした。決算が不調だった銘柄が売り込まれ、ストップ安が相次いだことも場味を悪くし、一時400円超に下げ幅を広げ、3万500に接近しています。日米金融政策決定会合を控え、買戻しも入って大引けにかけて下げ渋りましたが、プライム市場の値下がり銘柄数は1422と8割近くを占めました。
日銀会合の結果次第で波乱も
米長期金利にピークアウト感はなく、あすは日銀会合の結果が場中に判明するため、波乱もあり得るでしょう。2Q決算については内容が良くなかった銘柄だけでなく、事前の期待が大きかった銘柄が出尽くし感から売られるケースも多く、株価の反応を確認する必要があります。引続き米長期金利にらみで、好決算銘柄のなかから次の候補をチョイスして買い場を探る考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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