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戻り売りに押され小幅反発
週明け13日の東京市場は小幅に反発しました。日経平均は17円高です。金融引き締めへの警戒感が後退したことで、米国株市場はハイテク株を中心に買い気が強まり、主要株価指数が大幅に上昇した流れを引き継いで買いが先行しました。ただ、戻り売り圧力も強く、朝方に300円超上昇したあとは伸び悩んでいます。後場はマイナス圏で推移する時間が長く、TOPIXはわずかながら下落して引けました。プライム市場の騰落銘柄数は値下がり1000と6割以上を占めました。
IGポートを利益確定
米長期金利の上昇は一服していますが、一段の金利低下にはまだ状況を見極める必要があり、米10月消費者物価指数(CPI)や米10月小売売上高など経済指標発表を控えていることが買いを手控えさせたようです。米長期金利に大きく影響を受ける状況に変わりはありませんが、下値を売り込む動きはなく、日経平均は出直り基調を維持しており、きょうは高値圏で動きが鈍ったIGポート<3791>の利益を確定する一方、サンウェルズ<9229>とラボロAI<5586>にナンピンを入れました。引き続き米長期金利にらみでチェックした好決算銘柄と3Q以降の回復期待銘柄の買い場を探る方針です。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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