英和<9857>が５日ぶり反落。同社は６日の取引終了後、２４年３月期の第３四半期累計（４月～１２月）決算を発表、連結売上高で３０３億２２００万円（前年同期比１０．９％増）、営業利益１５億７９００万円（同７５．８％増）と大幅な増収増益で着地したが利益確定売りに押された。
商品の長納期化が改善され、積み上がった受注残を着実に売上へ転化したことに加え、設備稼働率の上昇から造船業界、産業用装置・重電設備業界、製造用機械・電気機器業界向けの販売が増加し、老朽化した設備の更新需要や環境対策を推進する投資需要を取込み鉄鋼業界や電力・ガス業界向けの販売が堅調に推移。通期は売上高で４２０億円（前期比１．７％増）、営業利益で２２億５０００万円（同１８．８％増）と従来予想を据え置いてたが、期末配当を４０円から５０円（前年同期４３円）へ引き上げた。
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