朝安の後切り返し4日ぶり反発
18日の東京市場は4日ぶりに反発しました。日経平均は117円高です。米国株市場でハイテク株を中心に売られ主要指数が下落した流れを引き継ぎ売りが先行しました。ただ、週初からこの日朝方まで1800円幅下落したことから、一巡後は買戻しや押し目買いに下げ渋り、前引けにかけ上昇に転じています。後場に入ると台湾TSMCの決算が予想を上回ったことから半導体関連株の一角が上げ幅を広げ、3万8200台円まで上昇する場面がありました。プライム市場の値上がり銘柄数は1396と8割以上を占めています。
米長期金利にらみの不安定な状況に変わりない
短期的な突っ込み警戒感が意識され、日経平均は75日線を下値に踏み止まるかたちになりました。時間外で米大手テック株が上昇したことやTSMCの好決算が安心感を誘っています。ただ、下値懸念は和らぎましたが、米長期金利にらみの不安定な状況に変わりはなく、自律反発の域を出ていません。TSMC決算への半導体関連の反応も濃淡があり、月末から始まる3月期企業の決算発表にも備えたい考えで、きょうはTOWA<6315>の買い直しにとどめました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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