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期待に反して急落も
ゴールデンウイークに差し掛かったところで３月期企業の決算発表が始まった。
昨年から日経平均の上昇に寄与していた半導体大手の決算発表も始まっているが、次期の予想が減益予想だったら当然の如く発表翌日に売られるが、二桁増益予想を発表していて「悪く無い内容だから明日の株価は上昇で始まる」と思っていたら、その期待に反して急落することも少なくない。
慌てて売り急ぐのはどうかな
それで各アナリストのレポートを確認してみると、会社側発表の増益予想をも上回る大幅な増益を試算していたことに気付く。この時期になると毎度感じることだが、会社側は様々なリスク要因も考慮するから期初から過度な強気の予測を立ててこない。アナリストの予想を下回ったからと行って慌てて売り急ぐのはどうかなと思う。
買うなら株価が落ち着いたときに
決算発表シーズンになると、企業の決算発表日を調べて、「好決算を発表する可能性が高いから先回りして買っておこう」という決算プレイの動きも活発化する。その予測が外れると慌てて買った株を投げてしまう。長期保有目的なら決算発表時期を避けて株価の動きが穏やかなときに買う。これから購入を考えるなら、決算発表後に株価が落ち着いたときに決算内容を見直して購入するほうが良いだろう。それが分かっていても行動に移すのは難しいけど。
提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
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