英和(9857)の24年3月期は連結売上高で従来予想の420億円に対して432億9200万円(前期比4.9%増)、営業利益で22億5000万円に対して23億2500万円(同22.8%増)と上振れでの着地となった。トラックシャーシの供給不足の影響を受け、防災・復旧、国土強靭化に関連する特殊車両の販売が減少したが、昨年度から積み上がった受注残を着実に売り上げへ転化したことに加え、設備稼働率の上昇に伴い、造船業界、産業用装置・重電設備業界向けの販売が増加。高付加価値営業の強化に取り組んだことで採算性も向上した。25年3月期は売上高440億円(前期比1.6%増)、営業利益23億5000万円(同1.1%増)を見込み、年間配当は70円(前期65円)へ引き上げる。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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