ブイ・テクノロジー(7717)は急反落。13日取引終了後、17年3月期の連結業績と配当予想を上方修正したが、株価は年初来高値圏にあるなど先行して上昇しており、当面の利益を確定する売りが優勢になった。
従来予想の営業利益40億円を50億円(前期比93.9%増)、最終利益19億円を24億円(同2.4倍)へ。旺盛なフラット・パネル・ディスプレイ設備投資需要を背景に、製造原価低減効果が表面化。利益急増に伴い、期末配当を40円から60円に引き上げ、年間配当を100円(前期50円)に増配する。
また、前日に提出された大量保有報告書でAIを活用した運用で知られるファンドのルネッサンス・テクノロジーズ・エルエルシーの保有比率が9.11%と前回から1.06%上昇しており、株価上昇による益出し売りも警戒されたようだ。
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