「記者の視点」~キャッシュポジション高めながら成長株投資

記者の視点|企業速報 証券市場新聞

16日の日経平均は90円安。前日の米国株式市場でダウ工業株30種平均など主要3指数が最高値を更新し、為替もドルが底堅く推移したにもかかわらず、上値を追うことができなかった。やはり、累計出来高の多い1万9500円台は大きな壁なのだろう。フシ目を前に主力株が戻り待ちの売りに押され、上値の重い展開だった。業業績の改善とトランプ新政権の政策への期待が下値を支えているものの、フシ目で何度も押し返される状況が続くようなら、一旦、下値を試す展開を覚悟せざるを得ない。

一方でジャスダック平均は5日続伸で新値追い、マザーズも4日続伸となった。主力株が軟調に推移するなか、中小型株への資金シフトが続いている。当面はキャッシュポジションを高めて下値リスクを軽減しながら、割り切った姿勢で、動きが出ている中小型成長株を追うのが基本スタンスだろう。

ローツェ(6323)は韓国での大型受注獲得を手がかりに新値、格言通り初押しを狙うところ。Vテクノロジー(7717)は当面の下値メドに接近、実質上場来高値2万100円を意識した展開続く。ヨコオ(6800)は自動運転で業容変貌期待強く、株価噴き上げ局面近い。安川電機(6506)はロボットエンジニアリングで再飛躍期を迎え、下値切り上げ続く。ナカヨ(6715)は5G関連成長期待強く惜し目狙い。

株山券壱

 

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