225先物「ハチロク」の裏話~三角持合の中でも下値を確認する展開

225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

相場の中では「米国の一人勝ち」

日経平均は三角持合から抜け出せなくなってきた。
先週は14日に日経平均先物ベースで1万9530円まで上昇したがその後17日には1万9150円まで売られ1月5日の高値1万9670円と1月18日の安値1万8630円の半値押しの水準まで売られた。
この間NYダウは6日連続で上昇し約550ドル株価は上がった。米国金利の高止まりやトランプ氏の円安牽制発言もありなかなか円安に動きにくい事が影響していると思われる。
欧州株にしても11月にトランプ氏が大統領に決まった2カ月間は大幅に上昇してきたがこの1カ月は揉み合いの展開となっている。
変わってインド株やブラジル株など大統領選後に売られた新興国株が懸念がやや後退したことで出遅れ感が出てきて上昇している。結果的にはトランプ氏の思惑通り、相場の中では「米国の一人勝ち」になっている。
NY市場の上昇には反応しにくくなってきた日経平均ではあるが、下落したときは大抵日経平均も連動し下落する。
今週は三角持合の中でも下値を確認する展開を想定する。
テクニカル的には25日移動平均線(1万9112円)が目先重要なラインとなってくるがそのラインを割ってくると10日に付けた窓(1万8980円から1万9190円)を埋めにいく展開もありえるので注意が必要である。
最近の傾向として日中取引で安く引けてもイブニング取引で戻し更に次の日中取引で売ってくるパターンが多い。実需の換金売りが出てるとも言われており、やはり「高く始まったときは売りから安くから始まったときは売り一巡後の買いから」で望みたい。(ハチロク)

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