弊社が入居しているビルのオーナーが懇親会を実施するというので参加してきた。同じビルに入居しているからといっても普段はビルに出入りする際などに挨拶をする程度で、同一フロアだから社名を覚えていたとしてもその企業がどんな事業を行っているなんて全く知らない。自宅では自治会の集まりで近所の方々と一同に会することはあるが、ビルの懇親会とは極めて珍しい。オーナーよれば、懇親会でテナント同士の業態を理解することで、新たなビジネスが生まれるかも知れないとのこと。実際に名刺交換をしてみると、インターネットのプログラマーや人材派遣、不動産など業態は様々。2時間程度の懇親会だったが、サイトの運営とか困ったときには相談に乗って貰えるとか、事業拡大する局面でテナント同士の交流は意味のあるものだと感じた。
この数年、オフィスビルの新築が相次ぐなか大阪市内でも築年数が経過しているビルでは空きテナントが多い。単に貸すだけではなく、他にはない特徴を見出すことも需要になってくると感じた。
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