「転ばぬ先のテクニカル」~日経平均1万9100円が焦点

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

昨日の日経平均は3日ぶりに反発しました。下値は1万9115円と昨日指摘していたように25日銭、一目均衡表の基準線、転換線、雲上限などが収束する位置がサポート機能を発揮したかたちとなっています。しかし、前週金曜日の高値を抜けることは出来ず、何よりもNY市場休場による外国人投資家の参加が限られたこともあり、出来高は15億株割れと閑散で、自立反発の域を出ない上昇と思います。

今週はNY市場が日柄変化日を迎えます。2015年8月安値(1万5370ドル)から16年4月高値(1万8167ドル)までが35週間でしたが、16年7月安値(1万7063ドル)から同じ35週経過が今週です。また、16年2月安値(1万5503ドル)から同年8月高値(1万8668ドル)の28週に対し、8月高値から対等日柄週も今週です。

NYダウ、ナスダック、S&P500ともどもテクニカル指標は過熱気味です。ストキャスティクスは90台後半、RSIはダウが83、ナスダックは94、サイコロジカルラインも75%超となっています。このように冷静に見ていくと、NYは減税やインフラ投資期待があっても気をつけねばならない状況に思えます。

ここでNYダウの上値を大胆に計算するとすれば、2万0964ドルが限界と言えるかもしれません。この数字は15年5月高値の1万8312ドル×2倍‐16年2月安値の1万5660ドルで計算できます。

昨日も指摘したように、日経平均は1万9100円が今週の焦点です。ここをサポートに新高値に進むことができれば上昇波動入り、割り込むようであれば1万8200円近辺への下落を余儀なくされるということです。

日々勇太朗

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