「正直じいさんの大判小判」~流れにつく

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

1日の東京市場は日経平均で274円高と大幅続伸、トランプ大統領の議会証言はほぼ予想通りの内容でしたが、相場はポジティブに受け止めました。昨夜のNY市場は実に300ドル高で戻ってきており、きょうは続伸スタートになることは間違いありません。いよいよ、昨年末以来5度にわたって跳ね返されてきた1万9500円の壁を打ち破ることができるかが焦点になるでしょう。

一気にフシ抜けともなれば相場の流れ、物色の方向も変わります。最高値を更新し続けるNY株が変調することには注意が必要ですが、相場の様相は一変しました。当面は流れについていくしかありません。今月中の米国利上げが確実視されている現状、ショートポジションを一旦閉じて、大手あるいは準大手の輸出株の緩んだところを狙う局面です。また、高値圏にある新興銘柄は利益を確定しておくべきでしょう。主力株中心の展開が予想され、今月はIPOラッシュで資金流れが変化すると考えられるからです。

前日の個別銘柄の変化をチェックしたところ、出来高を膨らませ上値志向を強めているのは1部上場の中型株が大半で、新興市場にはこれといった銘柄がありませんでした。むしろ、人気を集めたジーエヌアイグループやグレイス、ウェルプラスなどは出来高天井と感じさせる動きで、新興市場はスピード調整に入る可能性が高いと考えられます。

安川電機(6506)、ヨコオ(6800)、ローチェ(6323)、スカラ(4845)、共和電業(6853)は緩んだところを追撃。一方、Vテクノロジー(7717)、アルメディオ(7859)、Nuts(7612)は上昇転換、あるいは上昇維持確認へ様子見、ブラス(2424)は一旦手仕舞いです。

花咲 翁

 

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