７日午前の日経平均は前日比３３円安、出来高は７億５０００万株、売買代金は概算で９１００億円と閑散で、日中値幅は１００円を切る小動きが続いています。週末にメジャーＳＱと米雇用統計を控え、主力株は見送られ、上値の重い状況に変わりはありませんが、下値を売り込む動きもありません。
ただ、ジャスダック、マザーズが反落するなど、幕間つなぎの中小型株物色もやや買い疲れ感が漂っており、値下がりリスクの大きい高値圏にある銘柄は早めに利益を確定するべきでしょう。一旦ポジションを軽くして改めて押し目を拾う、あるいは値下がりリスクの小さい銘柄に乗せかえる、ショートでヘッジをするなどきめ細かい対応が必要です。
スカラ（４８４５）は仕切り直しから一気に噴き上げ局面へ、安川電機（６５０６）、デュアルタップ（３４６９）は押し目狙いです。一方、ヨコオ（６８００）、ローチェ（６３２３）、共和電業（６８５３）は高値圏で値動き鈍り一旦利益確定。Ｎｕｔｓ（７６１２）、アルメディオ（７８５９）、Ｖテクノロジー（７７１７）は動きを見極めです。
花咲 翁
