3日続落し急上昇幅の32.5%を消す
本日の東京株式市場は3日続落となりました。日経平均は8月4日の3万9850円安値から19日の4万3876円まで営業日数11日間で4026円もの急上昇を演じたことで過熱感が台頭。そして3日続落で1312円下落し、急上昇幅の32.5%を消す展開になっています。
ボリンジャーバンド+1σを割り込みだす
拡大傾向だったボリンジャーバンドは本日で縮小傾向へと転換。足元は+1σを割り込みだしており、ここで値幅調整が完了するのかどうか。+1σを割り込む場合は調整値幅が更に拡大し、4万1500円近辺の25日線がターゲットとなりましょう。
FOMCはインフレ上振れリスクの方が大きい
昨日のNY市場では7月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が公表されました。それによると、雇用を巡る懸念よりもインフレリスクの方が大きいと大半の当局者が指摘。当局者らはインフレ高進と雇用軟化の懸念を認めつつ、参加者18人のうちの大半は「この2つのリスクのうちインフレ上振れリスクの方が大きいと判断した」ということです。
関税の影響を背景にFOMC内で見解の相違が拡大
また、関税の影響が消費財やサービス価格に全面的に表れるまでには時間がかかる可能性があるとも、多くの当局者が指摘しています。関税の影響を背景に、FOMC内で見解の相違が拡大しているようで、今晩から始まるジャクソンホール会合でパウエルFRB議長の講演がどのような内容となるのか注目が集まります(パウエル氏の講演は22日の10時<日本時間では同午後11時予定です)。
9月利下げ確実も下げ幅や金利見通し言及避けられる
パウエル議長は7月FOMC後の会見で、インフレの低下傾向が確認される場合には「9月の利下げが検討される可能性がある」と明言しており、9月利下げ開始は確実視されています。ただ、9月FOMC前には9月6日に公表される米8月雇用統計や11日発表の8月消費者物価指数を確認する必要があるため、今回の講演では利下げ幅や先々の政策金利見通しについて具体的な言及は避けられると見込まれます。
景気後退の予兆に早期対応の必要性言及するかも
ただ、経済指標が悪化した後の利下げでは政策対応として遅すぎる可能性を示唆する可能性があり、FRBが景気後退の予兆に対して早期に対応する必要性に言及するかもしれません。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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