星光PMC(4963)が急伸。10日付の化学工業日報が「セルロースナノファイバー(CNF)配合樹脂ペレットの商業生産を開始する」と報じたことを材料視、株価が当面の底値圏にあったことから、一気に買い気が盛り上がった。
自動車や建材、電子機器の構造材料用途を中心としてサンプルワークを実施しており、本格採用の見込める案件が出てきている。このため、年内に竜ヶ崎工場(茨城県龍ケ崎市)に有するパイロットプラントの生産能力を数倍引き上げ、量産体制を整える。17年末までには販売を開始できる見通しと伝えており、量産による収益貢献に期待が高まった。
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