高水準の信用買い残【転ばぬ先のテクニカル】

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場中乱高下も4日続落

本日の東京株式市場は場中乱高下も、日経平均、TOPIXともに4日続落となりました。シカゴCMEの日経先物が大証終値比350円高の4万8850円で返ってきたことで、寄り付きは買い先行スタートも、米半導体SOX指数が2.3%安だったことで、アドバンテストなどの関連銘柄が売られたことで、数分でマイナス圏へ突入。その後、半導体関連株に押し目買いが入り下げ幅を縮小したことで4万9000円台を回復する場面もありましたが、後場に入ると明朝のエヌビディアの決算前のポジション調整の売りが出たようで再度マイナス圏へといった具合で上下に忙しい一日でした。

個人回転が効かず上値重たい展開続く

ところで、昨日、東京証券取引所が先週末14日時点の信用取引残高を発表しましたが、制度信用と一般信用の合計が前々週比993億円増加し4兆8348億円となったことが分かりました。昨年8月以来の高水準です。先週の日経平均は5万246円~5万1513円レベルで取り引きされました。TOPIXは3303ポイント~3389ポイントでの取引で史上最高値の位置です。その後、先週末から株価は急落し25日線割れとなったことで、大半の投資家が高値掴みした形です。本日は反発していますが、25日線割れ回避には至っておらず、当面、個人投資家の回転が効かず、戻り売り圧力の高まりにより上値が重たい展開が続くものと思われます。

エヌビディア決算予想上回れるか、株価の反応は?

さて、明朝6時20分ごろにエヌビディアの決算が発表されます。第3四半期の市場予想は売上高、純利益ともに前年比50%以上増加するとしていますが、この予想を上回れるのかどうかに市場の目が向いています。また、上回った場合、株価はどのような反応となるのか?

循環型AI取引へのバブル懸念払しょくできるか

昨日、ソフトウェア大手のマイクロソフトと半導体設計大手のエヌビディアは、人工知能(AI)開発企業アンソロピックに最大150億ドル(約2兆3300億円)を出資する方針だと明らかにしました。両社は同じくAIを開発するOpenAIにも多額の資金を投じ、支援していますが、こうした「循環型AI取引」に対し、投資家の間ではバブル懸念も広がっており、好決算でそうした懸念を払しょくできるかどうか注目となります。

日々勇太朗

 
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp

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