NY市場の乱高下に翻弄
11月第3週の東京市場はエヌビディアの決算乱高下する動きとなった。日本時間の20日7時前に発表されたエヌビディアの決算が市場予想を上回る内容だったことを受けて20日の前場には5万2636円87銭まで上げあがる場面があったが、その後は戻りに売りに押された。その後のニューヨーク市場も主要3指数が大幅高でスタートしたが、その後は急速に値を消してナスダックは2.15%の急落となり、週末21日は再び4万9000円を大きく割り込む動きになった。
9月の雇用時計が予想以上に増加
米国では9月の雇用時計が予想以上に増加したことを受けてFRB高官がインフレの高止まりに言及。これにより次期FOMCで追加利下げが実施されない懸念がニューヨーク市場での下落に拍車をかけた。エヌビディアの決算が無事に通過した安堵感が拡がったところでの21日の急反落にAI・半導体の主力銘柄には失望感が拡がったようだ。
祝日取引では4万9000円を回復
今週は24日が勤労感謝の日で週明けの取引は25日からとなる。NY連銀のウィリアムズ総裁が、労働市場の軟化を背景に、FRBが近いうちに再び利下げを行う余地があるとの見方を示したことを受けて12月の利下げ期待再燃から21日のニューヨーク市場では主要3指数が上昇し、祝日取引の225先物も4万9000円を12時時点で回復している。
週明けのニューヨーク市場が続伸となれば一旦は落ち着く動きが期待される。25日の米11月CB消費者信頼感指数や26日の米10月個人所得・個人支出・デフレーターなどの経済指標にも注視したい。
内需の優良銘柄に資金がシフト
AI・半導体の主力が値を崩す一方、イオン(8267)が連日最高値となり、大成建設(1801)や大林組(1802)の大手ゼネコンやJR東日本(9020)なども高値更新している。この数か月指数をけん引してきたAI・半導体の下落に目が行くが、業績が安定していて保有資産の高い内需の優良銘柄が買われており、資金がシフトしていることには留意したい。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
参加費無料!2026年2月14日(土)新田ゼラチンによる会社説明会&株式評論家 高野恭壽氏による株式講演会


コメント