225先物「ハチロク」の裏話~動かない日経平均

225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

週後半から下値を試す展開も
先週はFOMCやオランダの選挙、日銀金融決定会合とイベントが目白押しで警戒と期待が入り混じった相場であったが結果は月曜日から木曜日まで終値ベースで前日比30円前後のプラスマイナスの展開となった。週の値幅でも約200円程度と無風に近い状態であった。
海外投資家の動向で左右される1部市場ではなく小型株に資金は集中しジャスダック市場は21連騰し東証2部指数は1990年以来の高値を更新した。
参加者が少なくなった225オプション市場では値付きが悪く、「ショートストラングル」を組みたくても想定したプレミアムで組めないのが現状である。その分、ヘッジを入れるので収益は減少する。証拠金枠の少ないオプションディーラーにはとてもつらい相場展開となっている。
このような相場は3月の最終週まで続くと思われる。1月18日の安値1万8650円13銭を起点とする下値抵抗ラインは硬く右肩上がりで形成されている。
現在の抵抗ラインは1万9160円処、月末には1万9280円処まで上昇してくる。この水準は3月2日の高値1万9668円からの38.2%押しの水準である。上昇相場を形成する上で重要なラインである。
一方、上値抵抗ラインは1月と3月の高値を結んだ線で1万9750円処となる。この位置はボリンジャーバンドの+2.5σマの水準である。このラインを抜けるには115円以上の円安が必要になる思われる。
権利取りの動きで今週は買い需要が見込まれるがその需要がなくなる来週後半からは下値を試す展開も想定されるため注意が必要である。(ハチロク)

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