2026年取引は静かな取引で始まる
本日から受け渡しベースで2026年の取引が始まりましたが、静かな取引に終始しました。
日銀会合主な意見は数カ月に1回のペースで調整
寄り付き前に12月18~19日に開催された日銀金融政策決定会合における主な意見が発表されました。内容は、中立金利の水準を事前に特定することは難しく、かなりの幅をもってみる必要があり、円安や長期金利上昇の背景には、インフレ率に対し政策金利が低すぎることが影響している面が相応にある故、当面は数カ月に1回のペースを念頭に、経済・物価の反応を確認しながら、金融緩和度合いの調整を進めるべきだといったことが発表されました。
円高進み日経平均は一時300円超える下落
そのため、今後も数回の利上げが数カ月ごとに行われる可能性があることをかぎ取ったマーケットは円高で反応。発表後に50銭程度円高が進んだことで、日経平均は一時300円を超える下落となる場面がありました。
ボリンジャーバンドは押し目買いの好機
さて、上のチャートは日経平均の今年の週足ボリンジャーバンドです。トランプ関税による急落からの立ち上げで5月末にボリンジャーのプラス1σ突破後は、+1σと+2σの間でのバンドウォークによる上昇が続きました。10月末に高値をつけた後の調整では11月半ばに日経平均は4万8200円台まで押したものの、下値は+1σが支持線として機能してきました。現在、+1σは5万円近辺に位置しており、年明け上昇するとすれば現在の位置は押し目買いの好機と考えられます。
年明けどちらに向かかが最大注目点
上昇がスタートした場合は+2σの位置する5万4000円程度が目標値となります。一方、もし+1σを割り込みだす場合は、まずは4万7000円手前の中心線へ、さらに4万3000円近辺に位置する-1σ近辺まで下落する可能性が高まります。年明け、どちらに向かうのかが最大注目点ということになりそうです。
リスクとリターン考え無茶な鉄砲撃たず
さて、今年の相場も残すところ明日の大納会一日となりました。本稿は本日が今年最後となります。一年間、ご笑読いただきありがとうございました。皆様の投資にとって有益なお話を書くことができたでしょうか?参考になることが多々あったでしょうか?甚だ疑問ではありますが、現役の証券外務員として、テクニカルアナリストとして、日々、気づいたことを素直にお伝えしてきたつもりではあります。
筆者は現役の証券外務員ですので、100人超のお客様へのアドバイスを行いつつこの「転ばぬ先のテクニカル」を日々、ほぼ休みなくお届けして参りました。皆様と同様に日々の相場と対峙して様々な銘柄を売買し、利益を追求する立場です。顧客を抱えている分、当然のことですがリスクとリターンを考えながらアドバイスする立場ですので、無茶な鉄砲は撃ちません。
TOPIXに負けないポートフォリオ
そのため、今年のような半導体一極集中に資金の大半を傾けていれば、大きなリターンを得られたかもしれない局面でも深追いはせず、ある程度分散投資をはかり、ベンチマークのTOPIXに負けないようなポートフォリオを組んで戦ってきました。その点では、読者の皆様方には少々物足りない内容であったかもしれません。
長く確実に資産を増やす
しかし、博打をしている訳ではありませんので、無茶をして退場などということがあってはならず、長く、確実に資産を増やす意味においてある程度控えめなアドバイスとなってしまうことはご理解いただきたく存じます。来年もこのようにリスクとリターンを意識しながらお役に立つ「気づき」をお伝えしたいと考えております。どうぞよろしくお願い申し上げます。それでは来年も良い年に致しましょう。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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