23日の東京市場(大引け)=4日ぶり反発、日経平均は前日比43円93銭高

東証|企業速報 証券市場新聞

23日大引けの東京市場は4日ぶりに反発、日経平均は前日比43円93銭高の1万9085円31銭で引けた。前日のナスダック市場が反発したことや為替市場で円が110円台から111円台へと弱含んだことで朝寄り後の売り一巡後は買い戻しの動き。

個別では沢藤電機がストップ高、新川、ダイキアクシス、ユーシン精機、トーカロ、ウィルグループ、星光PMC、マクロミル、東芝が値上がり率上位に買われ、JXや日立も高い。半面、エス・サイエンス、OKK、マネックス、カカクコム、ツツミ、ディーエヌエー、品川リフラ、清水銀、ネクステージは値下がり率上位に売られている。
森友学園への国有地売却問題めぐる問題で籠池泰典氏の証人喚問が行われたが、喚問の内容が伝わってくると安心感から日経平均はプラスへ浮上し、後場も波乱なく堅調に推移した。23日の米国時間ではオバマケアの代替案採決が下院で控えている。昨夜は不安感からナイトの225先物では一時1万860円まで下落したがその後は戻す動きとなっており、徐々に下値抵抗力は強まっている。

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