「正直じいさんの大判小判」~調整最終局面ながら一段安を覚悟

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

5日午前の東京市場は反発、米株高や円高一服で買戻しが入り、日経平均は51円高となりました。東証1部の売買代金は概算で1兆700億円、売買高は9億4200万株をこなしています。ただ、反発したとは言え小幅で、日経平均はここ3カ月間続いてきたボックス相場の最下限から抜け出したわけではありません。依然として底割れが警戒される状況が続いており、直近人気を集めていた中小型株には利益確定売りに急落する銘柄も目立っています。

主力株に当面の下値に届いたと見られる銘柄が増えてきたことで、今回の調整は最終局面を迎えたと判断していますが、まだ底入れ感はありません。後場寄りから日経平均はマイナス転換しており、一段安を覚悟せざるを得ないようです。手持ちの銘柄があれば今しばらく辛抱。新規のショートは避け、ショートポジションがあれば買戻しのタイミングを図りましょう。後場も新規の売り買いは手控え様子見とします。

ヨコオ(6800)は1300円割れから買戻し、1100円台で買い転換。

花咲 翁

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