技研製作所(6289)が切り返し、年初来高値を更新した。前日取引終了後に発表した17年8月期第2四半期(16年9月~17年2月)の連結決算は、売上高138億500万円(前期比20.0%増)、経常利益32億7800万円(同26.4%増)と大幅増収増益で着地したことが好感された。
防災関連公共工事を中心に圧入機サイレントパイラーが伸び、地震や津波対策でインプラント堤防の受注が高水準で推移、カンボジアやバングラデシュで橋梁の基礎工事を受注するなど海外も好調だった。通期計画の経常利益48億円(前期比17.9%増)に対する2Qの進捗率は68.3%に達し、利益上振れが意識された。
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