14日の東京市場は4日続落となりました。引けにかけては下げ渋りましたが、一時は1万8285円まで下落しています。通常は第2週の金曜日であるSQは出来高が増加しますが、商いは減って引けています。5月限の225オプションのプットでは最下限の権利行使価格である1万225円で2円という値段が付くなど通常では考えられない状況になっていますが、これらはやはり北朝鮮を含めた地政学リスクを考慮してのものでしょう。
故金日成(キム・イルソン)主席の生誕105年である15日前後に6度目の核実験を実施する可能性も指摘されており、地政学リスクが高まる状況ではショック安に備える必要があります。突っ込み買いでリバウンドを狙うスタンスに変わりはありません。一部、中小型で一本立ちが期待できる強い銘柄については下値を拾っていきたいと考えていますが、投資枠には余裕を持たせましょう。
三菱UFJFG(8306)をはじめメガバンクは突っ込み待ち。一方、動物高度医療(6039)は下値で打診買いです。
花咲 翁