「転ばぬ先のテクニカル」~底入れとは断言できず

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

昨日の日経平均は3日続伸、一方TOPIXは反落となりました。日足は陽線形成。一昨日~昨日空けた日足の窓を埋めての陽線形成は好感されるところ。5日移動平均線(1万8393円)を回復したこともあり、リバウンド機運は高まるところです。騰落レシオは71.73%と陰の極。

しかし、株価位置だけで判断すると下げ幅が足りない印象で底入れしたと断言できません。リバウンド継続の場合は20日線(1万8785円)をブレイクできるかどうか。26週移動平均線は1万8838円に位置しており、そのあたりまであれば戻り売り対処ではないでしょうか。

小型株市場も東証二部株、ジャスダック、マザーズと揃って3日続伸となりました。これら市場は目の前に60日線が接近してきており、そこを回復できるのかどうか。東証二部株は20日線と60日線のデッドクロスが接近。ジャスダック、マザーズは既にデッドクロスしており正念場です。ここをクリアできないことには局地戦から脱出できません。

 

日々勇太朗

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