9日の東京市場(大引け)=急落、日経平均は前日比918円86銭安

東証|企業速報 証券市場新聞

9日大引けの東京市場は急落、日経平均は前日比918円86銭安の1万6085円44銭で引けた。
欧米市場の下落、為替が1ドル114円台前半まで円高が進んだことを嫌気し、幅広い銘柄が売られる展開。
個別ではユニプレスと神戸物産、東和薬品、ノーリツ鋼機、KLabがストップ安、ヤマハ発、新川、オプテックス、リニカル、カネカ、ジャムコ、アイダ、近鉄エクスが値下がり率上位に売られ、みずほ、三菱UFJ、野村の金融株や日立、双日、IHIなども安い。半面、関電工、クックパッド、東急建設、大林道路、スノーピークが値上がり率上位に買われている。
為替と連動するかたちでこの日も大きく売られる動きとなった。アテネ証券取引所の主要株価指数であるATGで1991年以来の安値を付けたことからギリシャ不安も再燃している。世界的に悪材料に対して敏感な動きとなっており、海外市場と為替の落ち着きが待たれる。

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