「正直じいさんの大判小判」~上値追いには為替のフォロー必要

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

12日午前の東京市場は反落、日経平均は138円安でした。円安一服で買いが手控えられ、前日高かったソフトバンクやトヨタが反落しています。前場段階の東証1部の売買代金は概算で1兆5800億円をこなしており、下値には買いが入っていますが、結局、上値を追うには為替のフォローが必要なのでしょう。

ピックアップ銘柄で好業績を発表した動物高度医療(6039)は目先の材料出尽くし感から、利益確定売りに急落しました。前期上ぶれ着地でコンセンサスを上回りましたが、今期は2ケタ増益ながらコンセンサスを下回ったとのことで、やはり決算プレイにはリスクを伴います。

引き続き、整理一巡の澤藤電機(6901)、医療関連の日本トリム(6788)、低位の郷鉄工(6397)、ティアック(6803)などの出遅れ株とビーグリー(3981)、富士ソフトSB(6188)の昨年来IPOをマーク。

ただ、円安一服で指標と見ているメガバンクも反落している状況です。後場の買い出動は見送りとします。

花咲 翁

 

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

 

 

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