1日大引けの東京市場は5日ぶり大幅反発、日経平均は前日比209円46銭高の1万9860円03銭で引けた。朝方発表の1~3月法人企業統計で設備投資が予想を上回ったことを好感、幅広い銘柄が買われた。
個別ではenish、エムアップ、フォーカスシスがストップ高、GMOクラウド、日本マイクロニクス、コロムビア、C&R社、レック、ケイアイスター不動産が値上がり上位に買われ、キヤノンやANAも高い。半面、パーク24、マーベラス、エイチワン、エフオン、ネクシィーズ、スズケン、住石HD、ネオスは値下がり上位に売られた。
前日のNY安や為替も1ドル111円近辺と大きな動きがない中では意外高となった。月替わりで国内機関投資家の新規資金の流入や海外投資家の買いが指摘されるが、明確な買い材料は不明。ただ、これまでの調整過程で個人などの戻り売りも一巡したとの見方もあり、この日の動きで再度の2万円トライが期待されている。
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