日本高純度化学<4973>が急伸、年初来高値を更新した。24日の取引終了後、18年3月期の第1四半期(4~6月)単体決算を発表、売上高は23億6000万円(前年同期比32.4%増)、営業利益は2億6500万円(同67.3%増)、純利益は2億2100万円(同50.8%増)と大幅な増収増益となったことを好感した。マザーボード用金めっき薬品やマイクロコネクター用硬質金めっき薬品はハイエンドスマートフォンに留まらず、中国向けスマートフォンの旺盛な需要にも支えられて好調に推移している。
通期は売上高84億7000万円(前期比2.9%増)、営業利益9億4000万円(同4.4%増)、純利益7億3000万円(同1.9%増)と従来見通しを変えていない。
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