ココカラファイン(3098)が続騰。26日取引終了後、2016年3月期の連結業績予想を上方修正するとともに、介護事業と調剤薬局事業の買収を発表したことを受け、買い気が盛り上がった。
業績については従来予想の売上高3660億円を3700億円(前期比6.0%増)、営業利益88億円を105億円(同2.4倍)、最終利益50億円を65億円(同3.9倍)へ。既存店活性化策で売り上げが想定を上回り、効率経営と減損損失が想定より減少したことが利益を押し上げる。
買収は介護事業の山本サービス全株式を取得して子会社化、本格的に介護事業に参入するとともに、調剤薬局事業の神戸マルゼンから兵庫県下の調剤薬局1店舗を買い取り、西日本エリアの旗艦店としてネットワークを拡充する。
証券市場新聞