「正直じいさんの大判小判」~好業績・好需給がキーワード

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

1日の東京市場は3日続伸、日経平均は38円高です。欧米株高とドル・円が110円台前半で推移していることから円高への警戒感が和らぎ、前日の勢いを引き継いで90円近く上げてスタートしました。買い一巡後は戻り売りに上げ幅を縮めていますが、今晩に米雇用統計やISM製造業景況指数など重要経済指標の発表を控えていることを考慮すれば、堅調といえるでしょう。前場段階の東証1部売買代金は概算で9000億円でした。

海外市場では特にグロース株が買われ、ナスダック指数が最高値を更新したことが、投資家心理を好転させたようです。東京市場でも強い動きを続けているのは好業績銘柄で、相場はファンダメンタルズを見直す動きに変わりました。きょうの前場はゴム製品が業種別値上がり率で上位にランキングするなど、空売り比率の高い銘柄への買い戻しの動きが目立っており、今後も好業績に加え好需給がキーワードになるでしょう。

日立(6501)、安川電機(6506)、日進工具(6157)、岡本工作機械(6125)、ゼンリン(9474、エーワン精密(6156)、キーエンス(6861)、日本金属(5491)、旭化成(3407)、インフォテリア(3853)のピックアップ銘柄は高安まちまちですが、いずれも5日移動平均をキープしており、引き続き下値狙いでいいでしょう。

カラ売り候補の阪和興業(8078)もいよいよ上値が重くなってきました。後場も値動きが鈍ければ試し売りをしてみてもいいと思います。

花咲 翁

 

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