「正直じいさんの大判小判」~全般堅調で引き続き下値狙い

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

25日午前の東京市場は反発、日経平均は118円高です。112円台中盤まで進んだ円安と安倍首相が2兆円規模の経済対策を年内に策定するよう指示したことが伝わったっことで、政策への期待もフォローになりました。前場段階の東証1部の売買代金は概算で1兆375億円です。
日経平均は年初来高値圏にあり、買い一巡後は利益確定売りに上値を抑えられていますが、鉄鋼など出遅れセクターや中小型株も買われるなど全般水準訂正が続いています。前週末は北朝鮮を巡る地政学リスクの再燃で調整ムードが漂っていましたが、やはり為替がポイントなのでしょう。円安と外国人買いを支えに週明けは堅調なスタートになりました。
キーエンス(6861)や安川電機(6506)、日本金属(5491)、ゼンリン(9474)、東レ(3402)などピックアップしている好業績・好取組銘柄も反発に転じてるなど底堅く推移しています。AI関連のテックファーム(3625)や選挙関連の福井コンピュータ(9790)も下げ渋っており、引き続き下値狙いでいいでしょう。
花咲 翁

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

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