「正直じいさんの大判小判」~調整あっても深押しはない

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

10日午前の東京市場は6日続伸、日経平均は連日で年初来高値を更新しています。NY株高一服を受け利益確定売りが先行しましたが、米9月の雇用統計は平均賃金や失業率が改善、経済協力開発機構(OECD)が17年は調査対象45カ国そろってプラス成長となるとの予測も伝わり、世界的な景気改善への期待から買いが優勢になりました。前場段階の東証1部売買代金は概算で1兆2172億円とそこそこの商いをこなしています。
日柄的には短期調整が欲しいところで、今週末にはSQ算出を控えており、荒れる可能性もあるでしょう。ただし、米国を中心にした好調な世界経済と企業業績が下値を支えており、仮に調整があっても深押しはないと見ています。きょうも先行して調整していた銘柄や出遅れている中小型株が買われるなど好循環が続きました。
ピックアップしている好業績・好取組銘柄ではキーエンス(6861)、安川電機(6506)、ゼンリン(9574)が反発、育児関連のライクキッズネクスト(6065)はスピード調整一巡感が出てきました。いずれも下値を狙いでいいと思います。
花咲 翁

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

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