「正直じいさんの大判小判」~全般底上げ続き中小型に一層出遅れ感

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

27日午前の東京市場は大幅続伸、日経平均は203円高と96年7月以来の2万1900円台乗せとなりました。欧米株高と米長期金利上昇に伴う円安進行が株価を押し上げています。ECB理事会の結果で量的緩和の縮小ペースが緩やになるとの見方も買い安心感を誘いました。前場段階の東証1部の売買代金は概算で1兆5044億円億円をこなしています。
円安を背景に海外投資家の買いが続いており、長期金利上昇を手掛かりにメガバンクはじめ銀行が業種別値上がり率トップに買われるなど極めて強い動きです。安川電機(6506)、日本電産(6594)、ファナック(6954)も反発するなど、利益確定売りに押されていた好業績銘柄も買い直されました。
前日ストップ高のLINE(3938)もしっかりで、全般底上げが続くなか、中小型株には一層出遅れ感が強まる状況となっています。きょうは大型株中心の展開ですが、30日決算発表予定の島精機(6222)や31日のミロク情報(9928)、2日のイリソ電子(6908)などの中小型好業績銘柄の下値を狙っていきたいを考えています。
花咲 翁

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

 

 

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